傷がつくのを防ぐために素材を浮かせて加工する?

使い方・コツ・製品

みさなんこんにちは!smartDIYsの横田です。

先日、お客様から「カットした時につく、切断面や裏面の傷を軽減する方法はありますか?」とお問い合わせを受けました。

この傷は、レーザーが素材を貫通してハニカムテーブルや加工ベッドにあたり、跳ね返って再度素材にあたってしまうことでついてしまう傷となります。

今回は、そんなレーザーの跳ね返りによる傷を防ぐ方法をご紹介します。

跳ね返りによる傷

では通常の状態で加工した場合、どんな傷がつくのか確認します。

Etcher Laser Proで加工した結果がこちら。裏面を見ると、ところどころ傷があるのが確認できます。傷の間隔はハニカムテーブルの間隔と一致しています。

裏面の傷

アクリルの保護シートに傷(焦げ)がついています

切断面の傷

切断面にもついています

素材を浮かす!

跳ね返りによる傷を防ぐには、素材の下に何か敷いてみたりと色々と方法がありますが、一番手っ取り早いのが素材を浮かすことです。

今回は素材を浮かすために下記のような器具を作ってみました。
器具

矢印のような器具

こちらをハニカムテーブルに差し込み素材を浮かせて加工してみます。素材がしっかりと水平になるように注意してください。
器具をセット素材を浮かして加工

結果はこちら。焦げがでていませんね。切断面にも傷はありませんでした。
傷の違い

また、この器具は軽い素材の固定にも役立ちます。
素材の固定

この器具のデータは下記リンクにあるので皆さんぜひ作ってみてください。Etcher Laser Pro用とFABOOL Laser CO2のオプションのハニカムテーブル用データを付属しています。なるべく厚い素材で作るのがおすすめです。

器具データ