レーザークリーナー SCLシリーズ
本体以外に必要なものについて(お客様にてご用意いただくもの)
電源
SCL200
SCL200は、100Vの電源が必要です。電源プラグはアース付きの3ピンのため、3ピンの接続が不可な場合は変換アダプタを使用してアース接続を行ってください。また、SCL200の使用電力は約1000Wと高いので、延長コードを使用する場合は多数口タイプではなく1個口タイプの延長コードを推奨します。
SCL500/SCL800CW/SCL2000CW
単相200V が必要で、SCL500は30A、SCL800CWは15A、SCL2000CWは50Aで動作します。電源ケーブルはブレーカーへの直接接続を推奨しておりますのでお近くの電気工事店へご相談ください。また、SCL500とSCL2000CWは電源周波数の50Hz用と60Hz用の区別があり違う周波数の地域では使用できません。
※変圧機(トランス)を使用して電源をご用意される場合
レーザークリーナーを昇圧・降圧してご使用になる際、「単巻変圧器(オートトランス)」を使用すると、ノイズの影響により製品が正常に動作しなくなる、あるいは停止する可能性がございます。
安定した動作を確保するため、「絶縁変圧器(複巻トランス / アイソレーショントランス)」の使用を推奨いたします。
SCL6000CW
SCL6000CWは、レーザー発振器と冷却装置を一体化した、三相380V仕様の装置です。日本国内の標準的な動力電源は三相200Vのため、ご使用環境に合わせて、380V級の電源をご用意いただく方法が3通りあります。いずれの構成にも対応しておりますので、設置環境に応じてお選びください。
① 既設の三相400V電源を使用する
建屋にすでに三相400V級の受電設備がある場合の構成です。電圧変換を介さないため変換ロスがなく、連続運転時のランニングコストを最も低く抑えられます。特別な変換設備を追加することなく、そのまま接続してご使用いただけます。
【適した方】すでに三相400V受電のある工場
【ご準備】既設400V電源への接続(変換設備は不要です)
② 昇圧トランスを使用する
既設の三相200Vから、昇圧トランス(200V →380V)を介して給電する構成です。手元の200V電源を活かして屋内に常設したい場合に適しています。
【適した方】三相200Vはあるが400Vはない、屋内に固定設置する方
【ご準備】35kVA級の昇圧トランス。一次側(200V)の電流はおよそ100Aとなるため、ブレーカー・配線工事と、設備の動力容量のご確認が必要です。
③ 発電機を使用する
三相200V/400V複電圧の可搬型発電機の400V結線から給電する構成です。商用電源のない場所でも稼働できるため、屋外や移動先でのクリーニングに適しています。なお、出力10kW以上のため、発電機の使用には電気事業法に基づく届出(保安規程の届出・電気主任技術者の選任)が必要です。
【適した方】橋梁・タンク・船舶・大型構造物など、現場へ持ち込んで使用する方/電源設備のない場所で使用する方
【ご準備】35kVA級以上の可搬型ディーゼル発電機。ランニングコストは燃料費となります
エアーコンプレッサー(エアフィルター)・ホース・カプラ
粉塵の影響でレンズが汚れてしまうとレーザーが減衰し、クリーニング不良の原因となります。エアーコンプレッサーを接続することで、レンズ脇からエアーが噴射され、レンズへの粉塵の付着を軽減できます。
SCLシリーズには、0.6MPa時の実吐出空気量で150L/min以上のエアーコンプレッサーをご用意ください。タンク容量は30L以上を目安とします。なお、150L/min未満のコンプレッサーもご使用いただけますが、連続して稼働させると空気の消費量が供給量を上回り、タンク内の圧力が徐々に低下します。アシストエアの圧力が下がると、レーザーで除去した汚れや粉塵を十分に吹き飛ばせず、レンズへ付着して洗浄品質が低下する場合があります。その際は、適宜運転を休止して圧力を回復させながら(間欠運転で)ご使用ください。
※コンプレッサーを選定される際は、カタログ表記の「ピストン押しのけ量(理論値)」ではなく、「実際の吐出空気量(0.6MPa時)」の数値でご確認ください。
また、エアーコンプレッサーに含まれる水分や油分はレンズ破損の原因となるため、以下の品質を満たす圧縮空気の供給を推奨します。
推奨圧縮空気品質:JIS B 8392-1:2012(ISO 8573-1:2010)クラス [2:5:2] 以上
- 固体粒子:クラス 2
- 水分:クラス 5(圧力下露点 +7℃以下)
- オイル:クラス 2(全油分 0.1 mg/m³以下)
上記品質を確保するため、オイルレスエアーコンプレッサー、およびフィルターレギュレーター(ミストセパレーター付) の使用を推奨します。なお、上記の高性能フィルタは、弊社でもオプションとしてご用意しております。詳しくは3in1マルチドライフィルター T-105A-1000をご覧ください。
あわせて、エアーコンプレッサーと本機を接続するためのエアホースおよびハイカプラ・ソケットタイプ(Rc1/4)をご用意ください。
換気・排気設備
クリーニング中に粉塵などが発生することがあるため、適切な換気・排気設備を用意してください。
純水・精製水(SCL500/SCL2000CW/SCL6000CW)
レーザー発振器などを冷却するために必要です。1~3ヶ月ごとに水を交換してください。
レーザークリーナー