2021年01月20日

レーザー加工機検討中の方へ!無料サービス「サンプル加工」のご紹介!

皆さんこんにちは!株式会社smartDIYsの横田です。レーザー加工機は様々な素材の加工を行えますが、「この素材は果たして加工できるのだろうか、この機種だとどんな感じで加工されるのか」といった疑問をお持ちの方はたくさんいるかと思います。

弊社ではそんな方のために、サンプル加工というサービスを行っています。弊社に素材を送っていただき弊社スタッフがテスト加工をするというサービスなのですが、今回はそんなサンプル加工はどんな感じで行っているのか、また、サンプル加工担当者のインタビューを皆さんにご紹介します!

サンプル加工とは

冒頭でも書きましたが、加工したい素材はお客様によって千差万別です。また、加工機の種類によっても加工結果が変わってきます。弊社でもいくつかの素材の加工実績はありますがとても全てを網羅できないため、加工の可否を判断いただくためのサンプル加工サービスを行っております。

弊社にサンプルの素材をお送りいただき、希望の機種・データで加工を行います。加工結果を直に見て購入の検討材料にできるので、少しでも疑問に思った方はサンプル加工をオススメします!

サンプル加工手順

では実際にどんな感じで行っているのか見ていきましょう!サンプル加工を担当しているのは望月さんです。ほぼすべてのサンプル加工を受け持ってもらってます。
サンプル加工担当者

まずお客様に送ってもらった素材とデータを確認します。今回はフェルト生地の切断テストのようです。今までにやったことがある素材に似たものであれば加工結果やパラメータなどなんとなく想像がつきますが、見たことも聞いたこともない素材だとどんな結果になるかが全然わからないので、私達も加工を楽しみながら行ってます。
フェルト生地

厚さ1mmのフェルトです

テスト加工

いよいよ加工を行います。今回はEtcher Laser Proでの加工ですね。Etcher Laser Proは2020年の年末に発売したレーザー加工機です。刻印・切断、両方の加工をかなりの精度で行うことが可能な機種です。
Etcher Laser Pro

CO2レーザーを搭載したレーザー加工機

今までの経験から大体のパラメータを設定して、ひとまずテスト用のデータで加工をします。1回でうまくいけばいいのですが、素材によってパラメータはかなり異なってくるので10回以上テストすることもあります。

1回目、スピード10000、パワー100%で加工。若干切れていない部分があります。
1回目の加工

2回目、スピード5000、パワー100%で加工。スピードを遅くしたところしっかり切れてます。
2回目の加工

3回目以降、スピード6000/7000/8000、パワー100%で加工。1回目と2回目の間のスピードで加工しました。
3回目の加工

スピード6000、パワー100%がちょうど良さそうです。

本番加工

パラメータを探ったら、いよいよお客様からいただいたデータで加工を行います。先程探ったパラメータで加工スタートです。

結果はこちら。今回は問題なく切断できましたが、実際のデータで加工を行うとうまくいかない場合があります。その時は、もう一度パラメータを調整して再加工します。
加工結果1
加工結果2

最後に加工結果に関する報告書を書いてお客様にご確認いただき、素材を返送して終了です。

担当者インタビュー

せっかくなので、サンプル加工を担当している望月さんにインタビューしてみました。

サンプル加工、どんなことを考えながら加工を行っていますか?
弊社は比較的価格が安いレーザー加工機を販売しているので、レーザー加工機を初めて使うというお客様もたくさんいます。そんな方にとって、実際に加工したものを見れるというのはとても良い検討材料になりますが、その分、加工の可否や結果などありのままに伝えることが大事だと考えています。

残念ながら加工ができなかった場合ももちろんありますが、それはそれでお客様に無駄な出費をさせないで済むので、サンプル加工をした意味はあるのかなと思います。

いつもどんな素材を加工していますか?
本当に様々ですね。一般的な木材や革、布、紙などもありますし、見たことも聞いたこともない素材もあります。この素材は何に使うんだ?という感じですが、そんな素材ほどお客様に加工ができたと報告するとすごく喜んでくれますね!

印象的な素材の加工を教えてください
お肉やカステラなどの食品は印象に残ってます。レーザー加工機は熱で加工するものなので、食品に使用しても全然大丈夫なんですよ。加工中、いい匂いがしていたことを覚えています(笑)
カステラ加工結果

カステラ。FABOOL Laser Miniでの加工です

初めて加工する素材のパラメータを探るコツは?
まず機種ごとに切断・刻印の大体のパラメータがわかっているので、それを試してみます。そこから加工結果を見ながら微調整をする感じです。素材が柔らかかったりしたらあらかじめスピードを若干上げてみる、といったこともしていますね。

いきなり本番の加工データで加工をすると時間がかかってしまうので、まず小さい四角や丸で加工をするのも大事です。

サンプル加工を申し込む上での注意点はありますか?
こちらはなるべくで構わないのですが、素材の大きさはA4以上、素材がA4サイズに満たない場合は複数個送っていただけるとありがたいです。テストできる面積が狭いとパラメータを探るのがとても難しくなってしまうので、できるだけお願いします。

最後にお客様に一言お願いします。
弊社のレーザー加工機は安価なものもありますが、それでも最低6万円からとなります。高い買い物ですので購入した後に失敗した!と思わないように、少しでも疑問があればサンプル加工や製品体験などをご利用ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。弊社では製品を検討する方に向けていくつかの無料体験サービスを実施しています。今回はその中のサンプル加工をご紹介させていただきました。実際の加工結果を確認できるとても良いサービスだと思いますので、弊社製品をご検討の方、ぜひお申し込みください。

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