Etcher Laserで透明素材に刻印!

使い方・コツ・製品

皆さんこんにちは!smartDIYsの横田です。今回は、Etcher Laserを使って透明な素材への刻印にチャレンジしてみました!

Etcher Laserはダイオードレーザーという種類のレーザー加工機になります。このダイオードレーザーの場合、透明な素材はレーザー光が透過してしまうため加工はできません。そこで、素材の表面に何かしらを塗って透過させずに加工ができないか、ということで実験をしてみました。

解説動画もありますので併せてご覧ください。

作業開始

では作業をしていきますが、まずはレーザー加工機以外の道具のご紹介です。

必要道具

今回の加工素材。アクリル(キャスト)です。何もせずに加工をすると傷の一つもつきません。

次にこちら。ウォッシャブルペイント(黒)という水で簡単に落とせる絵の具ですね。こちらを素材の表面に塗って加工をします。のちのち表面に塗った絵の具を洗い流す必要があるため、水彩絵の具やアクリル絵の具ではなく、こちらの簡単に洗い流せる絵の具を使います。

で、ウォッシャブルペイントを塗るためのヘラと絵の具を乾かすためのヒートガンです。ヒートガンの代わりにドライヤーなどでも構いません。

ウォッシャブルペイントの塗布

道具が準備できましたら作業に入ります。

まずはアクリルにウォッシャブルペイントを塗っていきます。多少のムラはしょうがないですが、できるだけ均等に塗っていきます。エアブラシなどがあればムラなく塗れると思いますが、持っている方は少ないと思うので100均で買ったヘラを使用しました。あまり厚く塗ってしまうとうまく加工できないのでなるべく薄く塗ります。

乾燥

塗り終わったらヒートガンで乾燥させます。もちろん自然乾燥でも構いません。

レーザー加工

ではいよいよ加工していきます。
今回はスピード3000mm/min パワー100% 回数1回 ハッチング0.05mmでの加工です。

はい、加工結果はこちら。
表面の絵の具はなくなってますね。

絵の具を洗い流す

では絵の具を洗い流します。ウォッシャブルペイントは水で洗い流すだけで簡単に落ちていきます。

加工結果

加工結果はこちら。どうでしょうか。意外とキレイに刻印できているのではないでしょうか。

ついでにガラスにも加工してみました。こちらもキレイに刻印できていますね。
スピード2000mm/min パワー100% 回数1回 ハッチング0.05mm

まとめ

いかがでしたでしょうか。下準備など手間はかかりますが、Etcher Laserでも加工ができましたね。
ただし、レーザ加工機をご検討中の方で主に透明素材を加工したい方が、この方法でできるからといってダイオードレーザーを買うのはオススメしません。毎回この作業をやるのは手間がかかりますし、切断はどうやってもできないので、Etcher Laser ProなどのCO2レーザーを強くオススメします。

※今回使用した絵の具は人体に有害な成分などは入っていませんが、本来の使用方法ではないため十分注意して加工をしてください。