2017年09月19日

Raspberry piを使用したFABOOLの一括制御

こんにちは。暑かったり、急に涼しくなったりで不安定な気候が続いてますね。私も気温の変化についていけず少々体調を崩し気味です。さてsmartDIYsでは9月30日~10月1日に東京ビッグサイトにて一般公開が予定されている第57回全日本模型ホビーショーに向けて準備を進めております。
 
第57回模型ホビーショー
 
模型ホビーショーでは約6m×4mという広いスペースがあるためFABOOL Laser MiniCO2DSとすべてのラインナップを展示する予定で進めております。CO2とDSについてはブース外からもレーザー加工の様子が見やすいように大型のモニターを取り付けました。
 
fabool laser co2 test
 
fabool laser mini test
 
通常ではレーザー加工機1台に対してPC1台をつないで制御しますが、展示会場ではPCの台数が増えるとその分スペースを使ってしまうので1台のPCで複数台のレーザー加工機を制御できるように改造しました。

その際に使用したのがこちら。マイコンの代表格Raspberry pi (通称ラズパイ)です。
 
raspberrypi3
 
今回の場合はPC1台に対してレーザー加工機4台の設定なので専用ソフトインストール済みのラズパイを4台使用し、LAN経由で制御しました。
 
lan cable
 

実験は無事に成功しました!4台のレーザーカッターで同時にレーザー加工をすることができるようになりました。

今回の改造に使用したラズパイは4,000円前後で購入できるので自作のモノづくりにピッタリのマイコンです。活用することによりレーザー加工機活用の幅も大きく広がります。各種動画サイト等でもたくさんの活用方法やTipsが紹介されていますので興味のある方は参考にしてみるのも良いかと思います。以前こちらのブログ記事でも触れましたが、今後も少しずつRaspberry piを活用した作品例をアップしていきますのでぜひお楽しみに。

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