誰もがより自由に「アイディアをカタチに」出来る世界を目指すsmartDIYsのブログ。
レーザー加工機を中心としたDIYに関する情報を発信していきます。

ベクター加工とラスター加工を比べてみるの画像

ベクター加工とラスター加工を比べてみる

その他
このエントリーをはてなブックマークに追加

みなさんこんにちは!
 
今日も冷えます。

道の脇に残った雪が空気を冷やし、冷凍庫にいるような感覚です。
明日は甲府でマイナス10度になるんだとか。
私はカナダに住んでいたことがあるんですが、マイナス10度以下になると、鼻の中が凍る感じがしました。
朝、外に出て空気を吸って、鼻の中が凍ると、「あ、今日はマイナス10度以下だな」と。

 

さて、本日は私が最近ようやくはっきりとした違いを理解してきた、ベクター加工とラスター加工について書きたいと思います。

Faboolのソフトウェアにアップロードできるファイル形式は
「SVG、DXF、JPEG、BMP、PNG、TIF、GIF」
この7種類で、その中でもSVGとDXFはベクター形式、その他JPEG、BMP、PNG、TIF、GIFはラスター形式。

ベクター形式は、画像を円や直線などのような解析幾何的な「図形」の集まりとして表現する形式で、一方ラスター形式は、平面をスキャンし、その各点の濃淡の集まりによって画像を表現しています。
超超文系の私に前者は大変理解しがたいのですが、昔数学で数式で図形を表現しましたよね、あのことですね。

 

ベクター加工は、その数式でできた図形や線をレーザーでなぞっていきます。
鉛筆で文字や図形を描くのと同じ要領です。
以前ベクターデータの塗りつぶしの件について書きましたが、この理屈で、図形の塗りつぶしには、線の埋め尽くすような形で認識させないといけないというわけなんですね。
なるほど。

 

一方で、ラスター加工はその点のあるところでレーザーを出し、ないところでは出しません。
また、その点の濃淡もレーザーの強さで調整されます。
インクジェットプリンターと同じ要領です。
インクを出すかわりに、レーザーを出して刻印します。

 

実際刻印の際、加工結果にどんな違いが出るのでしょうか。
今回はMiniを使用し、弊社のロゴで比較してみます。
 
compare_results
 
上がラスター加工で、かかった時間は11分20秒ほど。
下がベクター加工で、かかった時間は11分30秒ほどで、あまり変わりませんでしたが、ベクターのデータに関しては、文字や図形の中を塗りつぶした際、かなり線の密度を濃くしたので、時間が思ったよりかかりました。
この塗りつぶしのさじ加減でも加工時間は変わってきます。

 

両方とも比較しやすくするため、パラメーターは同じ設定で1500/50にしましたが、ベクターに関してはヤニが出ているので、もう少しパワーを落とせば綺麗に仕上がったと思います。

 

いかがでしょうか。
私の印象としては、ラスター加工はまさにプリンターのような感じで、刻印というよりは、表面に印刷されているような印象です。
それに対してラスターは、力強く線に沿って刻印しているので、立体感があります。

 

アップにすると若干ではありますが、質感の違いがおわかりいただけるかもしれません。
 
vector luster
 
上がラスター、下がベクターです。

 

今回は木材で試してみましたが、他にもいろいろな素材を使ってラスター加工とベクター加工の比較をしてみたいと思います。

 

 

このエントリーをはてなブックマークに追加