光軸調整 レーザー管

注意事項

下記事項をよくお読みいただき光軸調整を行ってください。

レーザーの取り扱いに関して

・レーザーから発せられる光は大変危険です。火災、やけど、目の損傷など十分注意してください。
・組み立てがすべて完了するまではレーザーの電源をONにしないでください。
・レーザ光が直接あるいは鏡面体に反射して目に入らないようにご使用ください。
・レーザーの取り扱いの際には使用レーザーの波長に対応した保護眼鏡を必ず着用してください。
・低強度であっても保護眼鏡を着用していても絶対にレーザー光を直接見ることは避けてください。
・反射率の高い物体はレーザーの周囲に置かないようにしてください。
・衣服の上からでも身体のどの部分にもレーザー光をさらさないでください。
・レーザー光を加工対象物以外のモノや人に向けての照射は行わないでください。

調整中に関して

・マスキングテープなどを焦がして調整を行います。その際レーザーの出力が強すぎると燃え上がる危険が御座いますので、弱めの出力で調整を行ってください。
・反射ミラーを取り付けた状態でマスキングテープなどを使用して調整を行う場合は、テープの素材が反射ミラーに付着しないように注意して下さい。ミラーのが劣化してまう恐れがあります。

運用上の取り扱いに関して

・レーザー加工機は可燃性、爆発性、もしくは揮発性溶剤が存在しない場所で使用してください。
・有毒なガスを発生する材料の加工は行わないでください。ポリ塩化ビニル、ナイロン、ポリウレタンなど。
・加工による煙の排気対策を行ってください。
・レーザー加工機は幼児・子供が周りにいないことを確認して運用してください。
・レーザー加工機の加工中は絶対に動かさないでください。

保護メガネ

光軸調整中はCO2レーザー保護メガネをかけて目を保護してください。
保護メガネ

レーザー調整準備

照射ボタン

この時点ではレーザー加工機の電源は入れないでください。
レーザー電源の「TEST」ボタンを押すことによって、手動でレーザーを照射することが出来ます。
光軸調整用ボタン」をご購入でないお客様はこちらのボタンにて光軸調整を行ってください。
※光軸調整時は長い時間押さないでください。少し押すだけで十分です。
TESTボタン

光軸調整用ボタン 接続

光軸調整用ボタン」をご購入されたお客様はこちらを接続してください。
光軸調整ボタン

レーザー電源に接続します。
レーザー電源接続

右側の赤いボタンがレーザー照射ボタンです。
左側のつまみはレーザーの出力調整用です。
左回り(反時計回り)で出力が大きくなります。なるべく小さい出力で調整を行ってください。
ボタン

AC電源ON

ACケーブルを接続して電源スイッチをONにしてください。
ケーブル接続
電源オン

ソフトウェア起動

光軸調整ではソフトウェアにてレーザー加工機を稼動させながら調整を行います。
マニュアルの「ソフトウェアのインストール」、「ソフトウェアの使い方」を参考にソフトウェアを起動させてください。
ソフトウェア

光軸調整では左側タブの「移動・JOG」機能を使用します。
移動・JOG機能

こちらが上部から見たときの加工範囲となります。クリックすることで指定された位置にlaser headが移動します。
working area

光軸調整用テープ

市販されているマスキングテープなどを使用して光軸調整を行います。
マスキングテープ

ミラーマウントに貼りレーザーを照射してスポット位置を調整します。
スポット位置

レーザー管 高さ調整

この時点では反射ミラーは取り付けないでください。

レーザー管の高さを調整します。レーザーを照射して位置を確認してください。
レーザー管高さ調整

高さが真ん中になるようにlaser tube support underの写真の合計4本を緩めて高さ調整を行ってください。
レーザー管が傾かないように調整してください。
高さ調整ネジ
laser tube support under裏側

スポットが上側にある場合はレーザー管を下方向に動かしてください。
スポット上ズレ

スポットが下側にある場合はレーザー管を上方向に動かしてください。
スポット下ずれ

縦軸方向にミラーの中心になるように調整します。
ミラー調整

水平器などを使用してレーザー管が傾いていないか確認してください。
傾いている場合は再度調整をレーザー管の高さ調整を行ってください。
水平器

この状態のまま、マニュアル「光軸調整 反射ミラー」を行ってください。